はじめまして。チベット体操 かすや教室の中山 裕雄(なかやま ひろお)です。当クラブのホームページをご覧いただきありがとうございます。私の自己紹介、チベット体操との出会いと体操生活について、少し長いですがお付き合いください。
なかやま ひろおプロフィール
生 年 | 1973(昭和48)年生 |
住 所 | 福岡県糟屋郡志免町 |
出身地 | 熊本県山鹿市鹿本町 |
趣 味 | 登山、サッカー観戦(アビスパ福岡、ロアッソ熊本のファン) |
好 物 | 焼ビーフン、バームクーヘン、日本酒 |
夢 | マッターホルン登頂(当面は長崎のマッターホルン・虚空蔵山が目標) |
日 常 | 広告会社の営業兼事務をしています。 |
― チベット体操との出会い ―
私のチベット体操との出会いは、2001(平成13)年、チベット体操の本「若さの泉・5つのチベット体操」を実家で偶然目にしたことでした。小学校養護教諭だった母が職場の健康関連の研修でもらってきたものでした。なにげなく手に取って前書きを読みました。
そこには「老人がチベット体操を4年間やったら、30歳位若返った話」が物語風に書いてありました。物語としては面白かったので、半信半疑で写真入りの体操のやり方を見様見真似でやってみました。すると、学生時代に経験したバスケットボールや合気道などで経験したストレッチとは違う部位を伸ばす動作に魅了さてしまいました。以来、チベット体操の原書と言われる「若さの泉」の書籍を頼りに、独学でチベット体操を続けます。
1980年代にヨガがカルチャーセンターで定着し、2003年頃にヨガ専門スタジオが多く設立される少し前のことです。当時は、いま以上にチベット体操の存在は知られておらず、体操のことを話すと「あやしい」、「反社会的集団に属したのでは?」と心配されることも度々ありました。妹に「お父さんに話したら心配されるから黙っておいたほうがいいよ」とアドバイスされたのも良い思い出です。
ただ、「若返り」、「ダイエット」、「健康」などのキーワードは女性には関心が高いようで、実の母、妹、妻の家族をはじめ、同僚や友人などに興味を示してくれる人は少なからずいました。私は嬉しくて「5つのチベット体操」の本を皆さんにプレゼントしましたが、残念ながら、ほとんどの方は2~3回やっただけで止めてしまい10人に1人もいないです。
その後、途中何度か中断しながらも、本を読んで見よう見まねで、一人で細々と体操を続けていました。
― チベット体操の良さを確信する ―
チベット体操を一生続ける価値があると確信したのは、2005(平成17)年の夏です。その夏、出張で大分県の海辺の小さな町に一か月間滞在しました。
出張先の大分支店の人員配置のタイミングで私の仕事量が余り無かったので、遅くても夕方6時には旅館に帰る生活でした。遊ぶところもなかったので、「チベット体操を本気でやってみよう」と朝晩毎日1時間以上30日続けます。
出張が終わり福岡へ戻って、当時2カ月に1回ほど定期的に通っていた整体院を訪ねます。そこで、いつも「30歳すぎて、体に痛いところが無い人はいないよ」が口癖だった院長が、私の身体をさわるなり
「今日はどこも悪いところが無い。全て治っている。いったいどうしたんだ!?」
と驚くのです。なんとなく体調がいいような気がしていましたが、院長に驚かれるほど、慢性的な腰痛が治っているとは思っていませんでした。
※効果には個人差があります。また、食事、運動、仕事の負荷なども密接に関係します。この時は「1か月仕事の負荷が軽く心身のストレスが小さい」、「朝昼晩3食規則正しく食べれた」、「遊び場が無くジョギングをして時間をつぶした」などの要因も大きかったと思います。ただ、それを割り引いても、チベット体操による背筋のストレッチ効果と心の充実度は小さいとは言えません。どちらかが欠けていたら同じ効果は得られなかったと思います。
― 松下先生との出会い ―
2009(平成21)年、静岡でチベット体操教室を主宰されていたチベットクラブの松下信義先生(当時51歳)が福岡に来られることを知り、チベット体操体験講座に行きます。独学で一人細々とやっていて、またそれまでほとんどの人に「知らない」、「変な名前の体操」といわれていたチベット体操の師と仲間を見つけることが出来た喜びがありました。
松下先生に出会って「松下先生のようにあと10数年後、50歳を過ぎたらチベット体操教室を開きたいな」と漠然と思っていました。ところが2011(平成23)年5月に56歳の男性の言葉で、当初の予定より10年以上早く教室開催を決意します。その人は、「中年になったら、健康、若さが本当に大事。僕のためにもチベット体操教室を開いて教えて欲しい」と真剣に言われるのです。
以来、静岡県に行き松下先生の教室を体験し、「チベット体操のやり方を教えるだけでなく、どうやったら長くチベット体操を続けられよりよい生活を送ってもらえるか」を目標に日々研修を行っています。
―チベット体操は難しい体操ではないが・・・ ―
チベット体操は特別に難しい体操ではありません。動作が5種類と健康体操の中では少ないので、誰でも2週間から3週間続ければ本を見ないでも暗記出来るようになります。大事なのは続けることです。毎日が難しければ3日に一度や週に1回でもいいと思います。1日15分だけでも続ければ、1年後、3年後、10年後に良い方向に変化が起こるのは想像していただけるのではないでしょうか。
当クラブが遠いという方は、よかったらチベット体操の原書と言われる下記の書籍を読んで実践してみてください。また、松下先生のオンラインチベット体操講座・ZOOMでチベット体操に申し込んでみてください。
ただいちばん難しいのは続けること。
雑誌日経ウーマン(日本経済新聞社)のアンケートでもほとんどの女性は、「運動、習い事、ダイエット、趣味等を続けられなかった経験がある」と答えています。習い事を新しく始めた人の90%以上は3か月以内にやめてしまうそうです。
― 自分へのご褒美をあげましょう ―
私はチベット体操を始めて10年になりますが、途中何度も中断して「せっかくの効果が逆戻り」という経験をしてきました。「それなら、みんなで励ましあってやったら続くのではないか?」というのも、教室を始めた動機のひとつで
松下先生は「チベット体操」の呼吸法(丹田呼吸法)と体操で、自分の心と体の健康と若返りのために、1日わずか15分のご褒美を自分自身にあげましょう」と言っておられます。
これから私自身50歳、60歳、70歳と歳を重ねて、実際にどのようになるのかわかりませんが、チベット体操だけは地道に続け、また一人でも多くの人にチベット体操を知って健康になってもらいたいと考えています。
2012年3月6日(2021年2月24日追記・修正)